# FPの仕事で気づいたこと
以前、FPとして相談を受けた時のことが忘れられない。
「不登校の子供のために、オンラインで親にアドバイスするサービスに35万円を払おうか迷っている」
内容を聞いて、率直に思った。
子供に一度も会わずに、親へのオンラインアドバイスだけで3週間で学校に戻す——本当にそれで解決するのだろうか。
経営者の視点で考えてみた。教育の民間企業より遥かに資金があり、優秀な人材が集まる学校のスクールカウンセラーでさえ、対面で向き合っても難しいケースが山ほどある。それなのになぜオンラインだけで解決できるのか。
答えは一つだと思う。
オンラインの仕事は相手が見えない。成果を言葉だけで飾ることができる。だからやりたい放題になりやすい。
35万円払って、万が一結果が出なかった時——その家族はどうなるのか。お金だけでなく、時間と希望まで失う。
私はその相談者に「もう少し考えてみてください」
AIにも相談して参考にした方がいいですよ。と伝えた。
塾業界のニセ個別指導と同じ構造がここにもある。悩みを抱えたご家庭が騙され続けている現実に、また義憤を感じた一日だった。