受験生の塾選び


2025/7/8

受験生の塾選び

中3生の塾選び:学力中下位なら5科目指導がおすすめ

部活が終わり、受験を控えた中3生が塾を探し始める時期です。家庭の状況も考慮しつつ、学力が中下位の生徒に適した塾選びのアドバイスを、塾運営の経験からお伝えします。

マンツーマン個別指導の落とし穴
英語や数学を重視したマンツーマン指導は、一見魅力的ですが、学力中下位の生徒には合わない場合があります。その理由は以下の通りです。

1. 授業料の高さ
マンツーマン指導は1回の授業料が高額です。高い料金に見合う指導として、本人の学力では解けないような難しい数学の問題に挑戦することが多いですが、授業で解けても本番のテストで解けないケースがよくあります。

2. 理科・社会が手薄に
英語や数学に集中すると、理科や社会の学習が不足し、総合点が伸び悩むリスクがあります。5科目全てを受講すると月10万円近い費用がかかり、現実的ではありません。

5科目フル指導+自学形式の強み
私たちの塾では、受験生は5科目フル指導に移行します。この形式では、得意科目を大きく伸ばし、苦手科目は基礎を固める戦略が取れます。
特に、個別指導と自学を組み合わせた塾では、以下のメリットがあります:
- 生徒が解説を読んでも分からない問題に絞って指導。
- 得意科目で得点を最大化し、総合点の底上げが可能。
- 自学を通じて学習習慣を育て、効率的に学力向上。

おすすめの塾選びポイント
- 体験授業を活用:マンツーマンと5科目指導を試し、お子さんに合った形式を選ぶ。
- 学習習慣をチェック:自学形式は自己管理能力が必要。子どもの学習スタイルを確認。
- 志望校の傾向を考慮:入試の科目配点に応じて、学習の優先順位を決める。

学力中下位の生徒には、バランスよく総合点を伸ばせる5科目指導+自学形式の塾がおすすめです。費用対効果を考え、賢く塾を選びましょう。




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