2025年、生活保護の申請数が6年連続で増加したというニュースが流れました。
これを聞いて、平然と「自己責任だ」と言い切る人間がいます。
私は、その人たちに一つだけ聞きたい。
「あなたは今の生活を、100%自分の努力だけで築いたと言い切れますか?」
育った家の経済状況、資質に合った進学先、授かった健康、有効求人倍数……。
これらをすべて「自分で選んだ」と言える人間など、この世に一人もいません。私たちは皆、自分では選べない「運命」という土俵の上で戦っています。
彼らは「怠けた」のではない。「間違った努力」を強いられたのです。
生活保護を申請せざるを得なくなった人々の中にも、かつては塾に通い、部活に汗を流し、新卒で入った会社で「頑張ろう」と決意した時期が必ずあったはずです。
しかし、自分の資質に合わない環境で、出口の見えない「間違った努力」を続けさせられた結果、心は折れ、自己肯定感は失われ、未来を信じる力を奪われてしまった。
「自己責任」という言葉は、答えを出す道具ではありません。
それは、考えることをやめるための「逃げ場」です。
私は、自分の塾に通う子供たちを、将来そんな「自己責任」という言葉で切り捨てられる側に立たせたくありません。
限られた時間の中で、自分の資質を見極め、正しい方向に力を注ぐ。
「間違った努力」で人生を浪費し、自信を喪失する前に、最短距離で「生き抜く武器」を手に入れさせる。
私が「20の資格」を持ち、実社会の最前線で戦いながら、一人ひとりの性格診断にこだわる理由は、ここにあります。
「救えるはずの才能」を、冷たい言葉一つで死なせてはならない。
お子様の努力を、決して「無駄」にはさせない。
それが、私という人間が教壇に立つ、たった一つの大義です。