謙虚さと強さのバランスとは
私は常に謙虚でありたいと思っている。
しかしその謙虚さが、生徒を本気で引き上げる「強い塾」を作る上で、邪魔になることがあるのではないか——そう感じる瞬間がある。
いわゆる「強き塾」はこう言う。
「中3なのに夏期講習を受講しない? 今ひとつ信用されていないようですね。他の塾へどうぞ。私は信じてついてきてくれる生徒に、その分の力を注ぎたいので。」
確かに、100%結果を出せるという自信があるなら、その言葉は正しいのかもしれない。実際にそういう塾も、少ないが存在する。
謙虚さは美徳だ。しかし時に、生徒への本気の関与を躊躇わせる鎖になる。
未だに自分の中で答えは出ていない。